子どもの引きこもりをどう支える?板橋区の具体的な支援策と親ができること(板橋区議会議員 横川たかゆき)

板橋区議会議員の横川たかゆきです。
お子さんが中学生や高校生の時期に引きこもりの状態になると、親として大変心配で、どう対応すれば良いのか悩まれるのではないでしょうか。

とくに不登校から引きこもりになるお子さんは、全体の約3割にも及ぶと言われています。
そこで板橋区では、若年層の引きこもりに特化した支援策を提供し、ご家族とともに問題解決に取り組んでいます。
ぜひとも一人で悩まず、板橋区や地域を頼ってください。
引きこもりとは?


厚生労働省の「引きこもりの評価・支援に関するガイドライン」によると、引きこもりの定義は次のとおりです。
引きこもりとは、さまざまな要因により、社会的参加(就学、就労、家庭外での交友など)を避け、原則として6か月以上にわたって概ね家庭にとどまり続けている状態を指します。
長期間にわたる引きこもりは、心身の健康や将来の生活に影響を及ぼす可能性があります。



そこで区や地域の支援策を紹介します。
板橋区が引きこもりに対しておこなっている支援・サポート


板橋区では、引きこもり状態にあるお子さんとそのご家族を支援するため、以下の取り組みを行っています。
板橋区ひきこもり相談窓口
専門の支援コーディネーターが、ご本人やご家族の悩みを伺い、サポートいたします。
電話、来所、オンライン(Zoom)での相談が可能で、必要に応じて家庭訪問や同行支援も行っています。
電話:03-6909-6218
受付時間:午前9時から午後5時まで(土・日・祝日、年末年始を除く)
所在地:板橋区栄町36-1 区立グリーンホール4階(いたばし暮らしのサポートセンター板橋本部併設)
公式HP:板橋区ひきこもり相談窓口
ひきこもり医師相談・ひきこもり家族教室
ひきこもりの悩みを抱えているご家族やご本人のための個別相談と家族教室を行なっています。
外出が難しく、将来に不安や心配を抱えているなどでお困りのご本人やご家族を対象とした、精神科医による予約制の個別相談です。
申込方法:予約制です。はじめに担当地域の健康福祉センター保健師にご相談ください。
相談日時:各健康福祉センターで月1~2回実施。詳しくは、担当地域の健康福祉センターにお問い合わせください。
会場:各健康福祉センター
公式HP:ひきこもり医師相談・ひきこもり家族教室
親御さんができるサポート





お子さんの引きこもりに直面した際、親として以下の点を心掛けてみてください。
お子さんの気持ちに寄り添う
無理に外出や学校復帰を促すのではなく、お子さんの気持ちを尊重し、安心できる環境を提供しましょう。
専門家への相談を検討する
一人で抱え込まず、板橋区の相談窓口や支援機関に相談することで、適切なアドバイスやサポートを受けられます。
小さな変化を見守り、褒める
お子さんが少しでも前向きな行動を取った際には、その努力を認め、励ましてあげてください。
板橋区ではご家族とともに問題解決に向けた支援を行っています


お子さんの引きこもりは、親御さんにとって大きな不安や悩みの種となりますが、板橋区ではご家族とともに問題解決に向けた支援を行っています。



私もPTAの会長、青健会長として様々なご相談をいただきましたが、一人で悩まず、相談窓口や板橋区の支援を活用してみてください。
皆さまの声をもっと区や教育委員会に届けていけるように尽力し、不登校や引きこもり対策の支援をしてきます。